私はウルティマオンラインを1日で辞めてしまったけどやっぱオンラインゲームに興味があります
そのとき、PS2でとあるブロードバンド回線対応のオンラインゲームが出たことを知りました
マジモンの初期ロットの「信長の野望Online」です
来年で20周年を迎えるこのMMORPG
書いてあるとおり「Koei25周年」で出されたものです
あのFF11の対抗馬と呼ばれた日本オンラインゲーム黎明期の傑作です
単にPS2あればいいんじゃなくBBユニットっていう別売りのHDDが必要でした
この時期私はセルフのガソリンスタンドでいい給料をもらっていたのでためらわず買いました
私が開始したのはこのゲームサービス開始の3日後です
私のキャラ名は「アムロレイ」でした
同じ名前はサーバーに1人しか存在できないゲームでした
ロが漢字の口なんて落ちもなくまごうことなき全部カタカナです
基本的にこういう名前は初期勢しか取れません
後に「アムロ霊」とかそんな感じの名前のキャラでやってた方もいます
初期によく見かけたので覚えてるのはマクロスの「一条輝」とはじめの一歩の「幕ノ内一歩」です
で、こういうガンダム系の名前を付けると職業は侍か忍者を選ぶのが普通です
私はなんと「僧」を選びました
回復っぽい職業で「僧」と「薬師」がいたけど私が見た感じ薬師は生産職で僧が回復専門に見えたんです
しかし純回復職と言えるのは薬師で僧は殴り・盾・攻撃術・回復術を持ち合わせる万能型でした
MMORPGで勇者みたいな万能で強い職業がいるとみんなそればっかやるんで職業バランスが偏ってしまいます
そのため僧のスペックは低めに設定され、特に当時はパーティー主流のレベル上げにさっぱり誘われずソロメインで苦行のようなプレイしてました
7人パーティーなんですが狩りのメイン構成は侍X2陰陽師X3神主or巫女と薬師です
薬師と僧の回復役としての大きな違いは「薬師のみ戦闘中に蘇生できる」
戦闘終わったあと「転生」って技能で蘇生すると怪我状態になり1時間ほど大幅にステータスが減り狩り続行が難しくなります
侍は一所懸命という技能で敵を引き付ける盾役
侍なら攻撃だ!と初期ステータスを腕力に振った方々は僧みたいな不遇扱いでした
陰陽師は全体攻撃術を持つのでそれ3人で敵をどんどん殲滅する超効率編成
神職だけ男が神主で女が巫女なんですが性能差はなく、狩りでは気合というMP管理役です
他に鍛冶屋という職業がありますがこれは戦闘で覚えるスキルが少なく生産で得られる経験値でレベルアップする職業です
忍者は単体アタッカ―ですが忍者のみで組んで隠れ身から不意打ちでズドーンズドーンと1体ずつ葬る狩りだったようです
なんにせよ初期の僧はぶっちぎり不遇職だったんです
そんなことあまり気にせず私はまったりプレイしてました
パーティーに毎日参加は難しいけどそもそもパーティーなんてのはたまにやるから面白いんです
社会人ですしプレイ時間もあまりなかったです、こういう月額課金ゲーはプレイ時間の影響が大きく私は初期勢なのにすごく弱かったです
まさかこんな私が後に信Onのエンドコンテンツやることになるとは思わなかったです
このゲームは思い出いっぱいなんで数編に分けて書こうと思います
はじめてのオンラインゲームは記憶に残るもの
今の若者の多くはそれが原神なのかななんて思います