ぎゃわんぶらあ大仏天鳳の雑記帳

統合失調症で働けなくなってる40代です

偉大なる先生・私を救ってくれた副院長

pixivで「院長」で検索すると悪いイメージの画像が多い

みんな何か勘違いしてないだろうか?

悪い医者だっているが基本的に「命を守る戦士たち」である

 

病院にかつぎこまれ、私はベッドに寝かされ尿道にパイプを通される

植物人間に等しい体になっていたので排泄のためである

便はしばらくでなかった、何も食べていなかったから

 

夜、私は全身を氷枕で冷やされていた

統合失調症の影響でかなりの高熱だったと思われる

目に光を当てられる

後に弟に語ったが瞳孔が開いた世界は緑かかった色に見えた

 

私の主治医はその総合病院の副院長だった

精神科医でありながら副院長なのだ

私に優しい言葉で話しかける

私はあまりの優しさに何か反応した

先生「この子本当に…」

そういって私の肩に当ててくれた手はとても大きく暖かかった

 

投薬と栄養補給は点滴だった

カウンセリングも受けたが何も答えれず体が傾くだけだった

幻聴にまだ脅されていたからだ

 

徐々に回復していく私

おかゆから食事をとり血が混じっていたが便がでた

尿道のパイプも外された

ニコチン中毒な私は母にタバコをせがんだ

休憩所で2本吸うと看護師さんは「今日はそのくらいにしておきましょう」といった

 

数週間の入院で自力で立てて歩き、言葉も話せるようになった

そして内科病棟をいきなり追い出された

本来は精神科病棟ではない、偉大なる先生は無理して入院させてくれたのであった

 

次回予告

「自宅での静養」

お楽しみに