ぎゃわんぶらあ大仏天鳳の雑記帳

統合失調症で働けなくなってる40代です

短編空想小説・単次元宇宙理論

宇宙はこの世界に1つしかなかった

それは「単次元」という空間のないもの

そこに1つの意識体がとあるとき発生した

単次元では全てが1つである

その存在は宇宙そのものだった

 

「それ」は考えた

「なぜ私は1人なんだろう」

「そうだこの世界には「境目」がない」

 

そして宇宙そのものである存在は「多次元」を作り出した

「空間」を実現するのに最低限数で理想的である「3次元」でビック・バンを起こす

そして銀河が生まれた

 

無数の銀河群から「銀河系」の「太陽系」にある青い星を発見した

ー奇跡の星地球ー

そこに生命の祖となる遺伝子を持ったものを植え付けた

 

それは進化し植物となりさらに動物や昆虫となった

爬虫類が出現したとき「知能」を与える実験をしたが失敗した

爬虫類は肥大する性質を持ち知能を持てなかった

 

仕方なく隕石を落とし巨大化した「恐竜」を絶滅させた

そして生き残った中で最も優秀な「哺乳類」を見つけた

 

哺乳類に遺伝子操作し「霊長類」を作り出し「類人猿」を作った

成功しそれは「人類」となる

 

それを一部捕獲して遺伝子操作し「人類を管理する存在」を作った

それが人類が稀に見る「宇宙人」である

つまり宇宙人は「使徒」なのである

 

人類の極少数に単次元の存在は「憑依可能な体」となる性質を与えた

それは体を操作するのではなく「見たり聞いたりしたことをそのままイメージとして意識体に伝える」というもの

 

自分でない者が自分の目で見ているような感覚になることがあったら、「それ」が見ているのかもしれない

 

あとがき

これは私が自殺を計画したとき考えたものです

そしてあの世なんかない、という結論も私が今生きている理由の1つです