ぎゃわんぶらあ大仏天鳳の雑記帳

統合失調症で働けなくなってる初老です

遠くのセルフスタンドに転勤させられた私

就職した地元では大手のガソリンスタンドでいきなり転勤させられました

でも私はバイトのままだったです

 

そこは車で通勤片道1時間で私的には遠かったです

この時代はガソリンスタンドは「セルフ化の波」が来てました

ガソリンだけでは利益でなくて油外(洗車やオイル交換等)じゃないと利益が出ない理由はここです

セルフスタンドは人件費が安くガソリンが安くても利益が出ました

従来のスタンドは「フルサービス」と呼ばれセルフと値段競争してガソリンの利益がなくなってたんです

ここはその企業が実験的に「セミセルフ」として作られたもの

セミセルフとしてはおかしな仕組みで給油は従業員がやって支払いはプチコンビニのような店舗内へお客様が歩いて払いに行く

なぜこうなのか?

消防法で「従業員しか給油できない」という時代に作られたからです

それがお客様でも給油できる法に改正されてできたのがセルフスタンド

ここはセミセルフのシステムをそのままフルセルフにしたものでした

そのためシステムがおかしいんです

 

従来の従業員が「ボタンを押したらガソリンが出る」を改造せずそのまま使ったスタンドでした

つまりお金入れなくても外にある給油装置から給油できてしまう

そしてお客様が自分で支払いに店の中に来る

これで「入れ逃げ」がないはずがない

それでもお客様が正直な普通の人間が多かったようで入れ逃げは月1~2回でした

そのたびに警察呼ぶけど「このシステムなんとかせなかん」と毎度注意されてました

店長が車で追いかけて捕まえたことが1回だけありました

セリカだかなんか知らないけどスポーツカー乗ってたんです

というかそのころはまだガソリンスタンドは「車に夢を持つ若者の職場」でしたから

今じゃ危険物免許を持った老人が番してることが多いです

老人なめてはいけません、定年過ぎても働く意思のある方々です

元責任者クラスじゃないとセルフスタンド就職は現在は難しいです

 

そこに転勤させられた理由は元店長(さっき言った店長の先代)が別店舗へ移動になったため

んで次に店長になる人が危険物免許なかったんです

私が免許あったんでそれで移動ということです

でも消防法では「ガソリンスタンドは乙種以上の管理者が1店舗に2名以上必須で常時1名はいなくてはならない」とあります

そこね、私以外危険物免許もってなくてよそに行く旧店長の名前が2名目に飾りでつけられてました

私が常時店にいられるわけがない、ただのバイトです

インチキもいいとこだけどこれが普通らしいからびっくりなんですね

 

次回予告

「セルフスタンドでの仕事」

お楽しみに