ぎゃわんぶらあ大仏天鳳の雑記帳

統合失調症で働けなくなってる40代です

フリーター時代中盤、私は女の子にもてようとカラオケに熱中していた

サバゲーやってるときとある旧友と再会しました

ムテキング(仮称)です

幼稚園小学校と同じクラスばっかでその時代は普通の友達でした

ムテキングは小学校時代最強の男・ラオウに勝負を挑み負けてしまったようです

その結果ラオウの部下たちに集中攻撃されました

私は弱いのでいじめられてたんですがムテキングは強いのにもっと強いやつに勝負を挑みひどい目にあいました

そしてそこからは小学校時代けっこう遊びました

中学は同じですがクラスは一緒になったことはないです

高校は別の学校行ってました

 

ムテキングは私に言います

「なんやおめえ学校辞めてたんけ?」

そしてなんか私をカラオケに誘ってきます

彼はものすごい歌がうまかったんです

 

サバゲーに飽きて引退したころかな、私はムテキングにあることを言いました

「ムテキングはかっこいいイケメンって自覚せなかんで?」

そのせいかわからないけどかなり身なりに気を使うようになりました

硬派というやつでその時代は肉食系男子がモテる時代、マジでモテモテになりました

そのモテる要素の秘密の1つが「カラオケのラブソング」です

後に高校3年なったら番長なることになるほど強い

ラブソングもうまい、イケメン、身なりも綺麗

私は顔は普通でオタクで弱くて歌もうまくない

しかし私が引き立て役になればムテキングはさらにモテます

私はカラオケ開始したあたりからムテキングと親友と呼べる仲になっていたのでそれでいいやと思ってました

 

ムテキングは二股なんかしません、硬派なんで彼女は常時1人で付き合う期間は長いほう

そしてムテキングから女の子を紹介されます

女の子にもてようとしたことなんかなかった私ですが3人目の紹介で生涯たった1人の「彼女」がマジでできました

そんなに美人ではないけどいい子でした

 

ダブルカプッルになった私とムテキングはさらにカラオケに行きます

私はラブソングよりネタ系のほうがましな歌声ですが必死にラブソングを歌います

ムテキングは豊富なレパートリーから私に向いたラブソングを分けてくれました

 

私の彼女はムテキングに対して不満持ってました

ムテキングは隠れてバイトしてましたが私はフリーターです

どっちがお金持ってるかは明白、しかも私は田舎のぼんぼんです

だから私からカラオケ代やタクシー代をおごるということが多かったのに彼女は脅されておごってるなんてわけわからん思い込みをします

ムテキングはその時点で高校2年なはず

私の彼女は高校3年の番長にそのことを自分の都合のいいように報告しました

結果ムテキングは高校なのに賠償金を支払えとか言われてしまいます

私に相談してきましたが私の彼女は言うこと聞かず「私に任せて」とかもう制御不能です

仕方なしに私がお金を渡すから1度支払ってくれといいました

ムテキングは警戒能力が高く「また支払えと繰り返し言ってくるかもしれない」といいました

しかしその後に私がおごらなければそうなる可能性は低いと私は考えました

彼女の目的はおごらせることをやめさせること

不良だってルールがありそういう大義名分がないと普通はなにもしません

結果支払いは1度で終わったようです

 

ムテキングは本当に戦ってました

剛腕から繰り出すパンチは自分の手の骨すら破壊する

しかし降りかかる火の粉はそのパンチで振り払ってました

本当は剣道をやってたので木刀もてば最強になれます

しかしムテキングはあくまでパンチで戦いました

 

私は策を練るタイプです

そして強い弱い関係なくアドバイスや応援をする能力がけっこうありました

私はリーダーなんかに向かなくNo.2ならリーダー次第でけっこう不良の世界で戦えたんです

実際殴り合いなんかしたことありません、オタクなんて生き物は殴るなんて滅多にしないんです

ゲームをすると平和理論なんて今は考えてます

モンスターや悪役ぶったたくならなにも被害者は生まない

ストレス解消したら現実で戦う必要もなくそもそも体力が弱いので戦闘能力がありません

自衛に最も向いてる道具は大音量の携帯型警報器なんで普通に今は持ち歩いてます

まあ、まだ1度も鳴らしたことがないですけどね

 

ムテキングとはしばらく疎遠になりました

私は当然のように彼女と別れる決断しましたがその話しにはまた別の親友(いやこれは最悪の悪友かも?)が登場するんでまた後日

 

次回予告

「フリーター時代に乗ってた乗り物」

お楽しみに