うちの小学校は将棋部も一応あったし休み時間に室内で遊ぶスペースに将棋盤と駒がふつーにありました
これで将棋とか打ってたわけですが本将棋は時間がかかって休み時間内に終わらず盤そのままにして次の休み時間や放課後に持ち越して不便だったんです
挟み将棋はミスしなきゃ延々どちらの駒も取れず遊びにならない
周り将棋っていうスゴロク系のもあったけどあれもけっこう時間がかかる
将棋崩しはそもそも将棋じゃないですね?ジェンガ系です
そこで短時間で終わるどうぶつしょうぎのようなのを普通の将棋盤つかってやってたんです
それが「飛び将棋」です
・並べ方
互いに中央に香車、残り8枚は歩
香車は「他とは違う」の目印のためなんで他のどの駒使ってもいいです
・ルール
適当にペイントで線引いただけの画像ですみませんね
全ての駒は8方向に1マスずつ進める
このように歩の上を一直線なら飛び越せます
何枚でも飛び越せます
香車の上は絶対飛び越せません
このように相手の陣地に香車は中央で並べたら勝ち
先手ゴール→後手ゴールの順で1手差なら引きわけとなります
・これは小学生の私たちには「定石」を探すゲームだった
むやみに飛んでは勝てるもんも勝てない
定石を数々開発しました
これが私のライバルの使っていた「スターフォース戦法」です
形をスターフォースというシューティングゲームの戦闘機に見立てたんですね
打ち筋はこう
主に香車を中央で止めず一気に飛ばすもの
全く動いてない下段中央の4枚の歩はこれから前方の駒の上を飛びます
つまり「中央に密集させて飛びまくる戦法」です
私は別の定石をやってました
まずスターフォースの形からこのように準備します
そして戦車のキャタピラのように香車の脇に歩の柱を立てる
香車は斜めに飛びつつこちらの車輪は3枚ずつ飛ぶ戦法です
その時流行ってたシューティングゲームにグラディウスというのがあって
ボスのビック・コアのコアを香車に見立てて「グラディウス戦法」とか呼んでました
ネーミングがゲームばっかなのは小学生だからね?
なぜ私がグラディウス戦法を好んだのか?
スターフォースは毎回同じことするだけだけどグラディウスは色んな亜種に化けることが可能
香車を飛ばすキャタピラは片方で十分だ!と片輪外す戦法
こうすると外したキャタピラが敵に利用されにくいんですね
この定石になんて名前つけたかは覚えてません
こうやって片方のキャタピラを2つに分け、香車は端っこまで飛んでしまう戦法
中央での香車のぶつかり合いを避ける型です
これはたしか「迷宮組曲」と名付けたような
他にもたくさんの定石を作りました
・どっかのメーカーこれアプリ化してくれんかなあ
単純にこれを私は遊びたいけど今なんて相手いないんでゲームアプリにならないと遊べない
駒なんて歩と香車である必要もないんでどうぶつしょうぎみたいに変更して「カンガルー将棋」とか「うさぎ将棋」とかしてもいい
利権問題とか私気にしないほうなんでぜひゲームアプリ化していただきたいです