障碍者手帳を取ったのはとあるネトゲのネッ友に教えてもらったからです
「手帳取ると色々優遇されるよ」
実際その方は障碍者枠で老人ホームの介護職をやってました
しかし私は1点見落としてました
その方はとても貧乏だったのです
障碍者雇用はすんごい薄給なんで大体貧乏なんです
A型作業所に行きました
作業所というのが障碍者専用の働く場所で症状の重さによりA型とB型があります
B型は月額数千円という超薄給で単に生活を整えるためのものです
A型は最低賃金で雇用してくれますが大体は1日4時間です
そこは珍しく1日6時間雇用してくれるところでした
和菓子を中心に梱包をするのが主な仕事でした
6時間なんでやれそうとやってみて、大変だけどやりがいがあるなと思いました
そこは本当にアットホームで作業中おしゃべりができたのです
黙々と作業は苦手ですがしゃべれたら私はけっこうやれるものです
そこは本当に大変な作業量でした
A型に対する賃金制度が変わった年で、「給与は利益から出さねばならない」と定められた年だったからが大きいです
それ以前は金魚の餌やりなど利益の全くない作業で国から税金で支給される給付金で給与を賄っていたようなところもあり、それを駆逐するためです
でも現実問題、全部利益から給与を出すのは難しいのです
今では派遣のような形で障碍者を他企業に丸投げするA型が多いとか
それでまるでとても厳しいノルマがあるかのような作業量になっていったんです
私はとても頑張りました
頑張るとさらに限界以上に頑張れとケツ叩かれます
限界マジで来て社長にその旨を告げ辞めました
私は国に問います、本当に利益から全部給与を出す必要があったのか?
達成できないA型は改善計画書を書き結局継続しています
本当は利益から6割とか7割とか決めるのが妥当だったのではないか?
A型作業所に通う障碍者は本当に苦しんでるはずです
障碍者専用雇用なのにこんなノルマみたいなのあっていいとは思わないです
実際過去に働いた中でも上位に入るキツさなのが現在のA型作業所です