ぎゃわんぶらあ大仏天鳳の雑記帳

統合失調症で働けなくなってる40代です

【人生記】母の死

母の癌闘病、私は精神病なのにこんなことになって参ってました

弟にLINEで「俺の精神はもう限界だ」と書くと次の日からしょっちゅう来てくれるようになりました

弟夫婦は他県に住んでるのにかなり迷惑かけてしまいました

 

どんどんやせ細る母

ある日、私が病院に行くと

看護師さん「今夜が峠です、分類上は麻薬になる薬を与えないとかなり苦しみます、与えますか?」と聞かれました

悩んだんですが死が確定してる母に苦しみは味合わせたくないと与えてくださいと言いました

 

その麻薬を投与していただいたら母は人間の言葉がわからなくなりました

胃癌は食べれない病気でお腹が空きます、理性を無くした母はベットの脇のゴミ袋を食べようとしたので取り上げました

弟夫婦も何も言わずに見つめるしかなかったです

 

夜、いよいよ危ないと言われ病室に泊まり込んでたんですが、私はタバコが我慢できず吸いにいきました

ほんの2分くらいです、その間に母は息をひきとりました

私は母の死に目に会えませんでした

 

母の葬式、私と弟夫婦は身内だけでひっそりやりたいと言ったのに周囲がどんどん盛り立ててしまいます

田舎の葬式はこうなんです、勝手に集まるから勝手にでかくなる

まあ葬儀代は香典で出ましたが…

母が亡くなり私はもう気が狂う寸前で弟とも喧嘩するくらいでしたが周囲はおかまいなしです

その時期に今行ってる将棋道場に通ってたのですが通知もないはずなのに道場の方が1人告別式に来ました

新聞に亡くなった方の名前が載るからです

 

私は孤独になりました

しかし母の死が私に再び働く意思を与えてはくれました