あらすじ
旦那が亡くなって細々やってたおばあちゃんのガソリンスタンドに就職した私
そこに明らかにやり手な新社長が来ました
おばあちゃんは隣に家があり地主となりました
年金もあるし土地代だけで生活できたんです
社長はまず古びたガソリンスタンドの補修を従業員で行いました
施設のことを知ってるため残ったような私は
「このリフト(車を持ち上げる装置)はカクカクとしか動かないんで高く上げるのが危険」と言いました
私は低く上げてオイル受けを滑り込ませてオイル交換してました
社長と店長と私で修理、原因は作動油がかなり古いからなのでリフトのオイル交換です
オイルを抜いたら社長は私に「ちょっとこっちこい」言いました
店長がリフトから少し離れた瞬間にオイルの抜けたリフトのスイッチを社長が入れやがりました
「スポーン!」
マッハの速度でリフトが上がり店長は腰抜かしました
店長は危険性について甘い面があったのでリフトは危険と身をもって教えたのです
店長は本当に身軽で高さ10m以上あるガソリンスタンドの屋根に軽々上って旗つけました
私は設置物に重りを入れたり手伝ったり
そして整備が終わると社長はプロに依頼したチラシを私と女子フリーターで全部配れいいました
そこで新しいバイトが来て4人でやったんですがもう何千枚あるのやら
信号で止まった車に渡したり行ける範囲の民家回ったり
男のバイトと私の2人でチラシ配りしたとき
私「そこの会社の社員寮いこうぜ?」
これ不法侵入以外犯罪にならなくて犯罪にするには警備員等から「出て行ってください」と警告ないと自由なんです
鍵もかかってないロッカーになんか入れられても警察は相手しません
靴箱のロッカー並んでるんですげえ速度で3日分のノルマを2時間で終わらせました
報告したら「よくやった!」と褒められました
そのチラシはイベント開催のもの
給油1000円分で箱ティッシュ5個
ものすげえ量の客きました
忙しいっつってんのに店長は車の点検やってオイル交換しまくってます
私はヒーヒー言いました
そしてある紙を客に配ります
「スタンプカード」です
貯まると景品になります
社長はたった1~2か月で売り上げを何十倍にもしてしまいました
まさにほんものの商人(あきんど)でした