私の当時の部屋は亡くなったひいばあさんの使っていた離れの部屋でした
統合失調症が内科でもらったいい加減な薬で完全に発症した私
恐怖の夜を過ごしました
私の統合失調症の最初の症状は「音」でした
なにかお化けが出てくるような幻聴が聞こえます
しかし無神論者の私は全くおびえませんでした
「音」は徐々に「声」に変わりました
風の音、時計の音、全てが「声」に変わりました
「声」は最初は自分がなになのかわかっておらず単に脅しをかけてきました
理論のない脅しなんかに屈しない私は軽く論破しました
しかし発症原因は「医者で貰った薬」だとはっきりしています
「声」は医者に化けてしまいました
風の音が「看護婦」で時計の音が「医師」です
声は「これはおまえが社会的に害になるからマインドコントロールの実験体にしたということだ」と言いました
私は信じてしまいました、ありもしない「マインドコントロールの実験」を
声が一晩中私を恐怖に落としいれようとしました
統合失調症の初期症状はこういう「自身を批判したり非難したりする声が聞こえる」があります
今は平気です、普通に「声」と話せます、コントロールできてるんです
チャネラーや霊能者の正体なんかこの時点でお察しというわけです
まるで寝れなかった夜が明け、洗面台の鏡で見たのは真っ青になって大きな隈のできた私の顔でした