原神運営の新作「崩壊・スターレイル」は銀河鉄道ストーリーである
なので宇宙戦艦であるわけがないがIFで宇宙戦艦だったらの小説である
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謎の異星人の襲来
地球連邦軍の兵器はことごとく打ち破られる
人類の未来は唯一異星人と戦える「宇宙戦艦・スターレイル」にその運命を託された
副長「優勢ですね、スターレイルの前では異星人など敵ではありません」
オペレーター「重力震感知!敵軍がワープします!」
艦長「逃げたか…?なにかうさんくさいな、戦闘機部隊を回収せよ」
オペレーター「敵軍のワープアウト地点判明…火星軌道内の民間人のコロニー付近です!」
艦長「やはりな…こちらもワープして追撃せよ」
オペレーター「ダメです!先の戦闘でワープ機関に被害が出ており一時的にワープ不可能です!」
艦長「なんだと…」
副長「これは…コロニーは見捨てるしかないでしょう」
艦長は10秒考えた
艦長「開発中のZOCミサイルを亜空間転移で射出し敵軍を拘束せよ」
※ZOCとはゾーン・オブ・コントロールの略で昔のシュミレーションゲームでよくつかわれていた「近接する敵の動きを制限するシステム」である
オペレーター「危険です!あれはマイクロブラックホールの重力で敵を拘束するもの、その上で完成してません!」
副長「民間コロニーの付近にブラックホールを打ち込むおつもりですか!?」
艦長「彼らを救う手段は他にない!」
2~3秒の沈黙のあと艦長は言う
艦長「もう刹那の時間もないのだ、皆決断せよ」
副長「確かにあのコロニーを救うには他に手段はない…です」
オペレーター「艦長を信じます!砲撃部に指令!ZOCミサイルを亜空間転移で砲撃準備!座標はこちらで計算して送ります!」
砲撃部「あーなにがあったんだ実験か?戦闘終わったばっかなのに」
そしてZOCミサイル展開されたマイクロブラックホールは敵を拘束し沈黙させる
副長「ブラックホールはどんどん肥大します、早く接近して縮小させないとコロニーまで飲まれてしまう」
艦長「スターレイル臨界速度で発進!目標は言わずともわかるな?」
オペレーター「了解!機関部へ伝達、スターレイル臨界速度発進!管制室に通達、目標は火星軌道上のコロニー周辺、正確な座標はあとで計算して送ります!」
機関部長「うーキタコレ、予算使い切ってメインエンジンの出力を300倍にしたとこなんだよねー!」
部下「いいんですか?計算上これだと人類が初めて光の速度を超えて航行してしまいますよ?」
機関部長「構わないさ、あたしは光の先の世界が見たいんだよ!」
光の速度をはるかに超え目的地に近づくスターレイル
艦長「減速!すれ違いざまに砲撃を浴びせブラックホールに縮小装置を射出」
オペレーター「了解!」
ものすごい速度で駆け抜けるスターレイルの速度を乗せた砲撃を避ける手段は敵にはない
ブラックホールも活動停止を開始
艦長「戦闘機小隊に出撃要請!」
オペレーター「了解!ファイアーフォックス小隊、ブルーアイス小隊出撃準備にかかれ!」
戦闘機小隊はファイアーフォックス小隊とブルーアイス小隊の2つで構成される
隊長「先手必勝だ!ブルーのやつらの出番なんかなくしちまえ!」
副隊長「へへ、やつらいつもいいとこだけ取ってくから取れるとこなくしちまいましょう」
ブルーアイス小隊
隊長「我々はファイヤーの奴らの後ろに続け、彼らを利用し最善の結果を尽くせ」
副隊長「彼らは脳筋ばかりですからね、利用するにはうってつけです」
交戦が始まるが敵に打つ手なし
見事コロニーを守り切り敵軍を宇宙の藻屑にしたスターレイル
しかしこれは長い戦争のほんの1つの出来事でしかなかった